終活でやることリストと注意点まとめ
「終活って何から始めればいいんだろう」と思いながら、なかなか手をつけられずにいませんか?
やることが多そうに見えて、つい後回しにしてしまう気持ち、よく分かります。
でも実は、全体像をつかんでしまえば、今日できることは意外と身近なところにあるんです。
この記事では、終活でやることを大きく4つに分けて、何から手をつければいいのかを順番に整理してご紹介していきます。
終活でやることの全体像を知ろう
「終活」という言葉はよく耳にするけれど、具体的に何をすればいいのか分からないという方は、とても多いです。
まずはざっくりとした全体像をつかむところから始めてみましょう。
そもそも終活とはどんな活動なのか
終活とは、自分の人生の最後に向けて準備をしておく活動のことです。
たとえば、身の回りの持ち物を整理したり、お金や相続のことを書き出しておいたり、葬儀やお墓の希望をまとめたり。
大げさに聞こえるかもしれませんが、やっていることは「今の自分の状況を棚卸しする」ということ。
遺言書を書くような法的な手続きだけが、終活ではありません。
普段の暮らしの中で少しずつ片づけていくことも、立派な終活のひとつです。
大事なのは「完璧にやること」ではなく「自分の今を整理しておくこと」です。
家族に伝えたいことを書き残しておくだけでも、安心感はずいぶん変わりますよ。
始める年齢に決まりはない
終活は60代や70代から始めるもの、というイメージを持っていませんか?
実際には、40代や50代から始める方も増えています。
体力や判断力があるうちに取りかかったほうが、自分の希望をしっかり形にできるからです。
「まだ早い」と思っているうちに、いつの間にか後回しのまま年月が過ぎてしまうこともあります。
思い立ったときが始めどき。
年齢を気にする必要はまったくありません。
小さなことからでいいので、今日ひとつだけ手をつけてみてください。
まず取りかかりたい身の回りの整理3つ

終活の第一歩として取り組みやすいのが、身の回りの整理です。
ここでは、特にやっておきたい3つのポイントを見ていきましょう。
持ち物を減らして暮らしを軽くする
長年暮らしていると、使わないまましまい込んでいるものが想像以上に増えているものです。
- 洋服
- 食器
- 本
- 趣味の道具
一気に片づけようとすると大変なので、「1日1か所だけ」と決めて進めるのがおすすめです。
迷ったら「この1年で使ったかどうか」を基準にしてみてください。
使っていないものは、感謝の気持ちを込めて手放す。
それだけで部屋も気持ちもすっきりしますよ。
もし自分に何かあったとき、家族が片づけなければいけない量が減ると思えば、今やっておく意味は大きいです。
交友関係と連絡先を見直す
年賀状のやりとりだけ続いている相手、もう何年も会っていない知人。
そういった関係を一度見直してみるのも大切なことです。
連絡先を一覧にまとめておくと、自分に何かあったとき家族が「誰に知らせればいいか」で悩まなくて済みます。
スマホの電話帳を見ながら、本当に大切な人をリストアップしてみてください。
「この人には伝えてほしい」という方の連絡先だけでも書き出しておけば十分です。
全部をやろうとしなくて大丈夫ですよ。
定額サービスや不要な契約を確認する
毎月引き落とされている定額サービスや保険、使っていない契約はありませんか?
- 動画や音楽の月額サービス
- スマホのオプション
- 趣味関連の会員費
意外と「何にいくら払っているか」を把握できていない方は多いです。
私も以前、解約したつもりの月額サービスがそのまま続いていたことがありました。
紙に書き出してみると、月に数千円の見直しにつながることも珍しくありません。
こうした情報は自分だけが知っていると、いざというときに家族が困ってしまいます。
一覧にして残しておくことが、家族への思いやりにもなるんです。
お金と相続の準備でトラブルを防ぐ
身の回りの整理が進んだら、次はお金まわりのことを整理していきます。
ここが後回しになりがちですが、家族のためにも早めに手をつけておきたいところです。
財産の一覧表を作っておく
自分が持っている財産を一か所にまとめた一覧表を作っておくと、いざというとき家族がとても助かります。
- 銀行口座
- 保険
- 不動産
- 株や投資信託
「どの銀行に口座があるのか分からない」という状況は、残された家族にとって本当に大変です。
ノートでもアプリでも、自分が使いやすい方法で構いません。
大事なのは「自分以外の誰かが見ても分かる状態にしておく」ということです。
金額まで細かく書く必要はなく、「ここに何があるか」が分かるだけで十分です。
たとえばモシモのエンディングノートのような無料ツールを使えば、スマホの中だけで資産情報をまとめておけます。
データがネット上に送られない仕組みなので、お金のことを書くのにも安心ですよ。
遺言書を書くかどうかの判断基準
遺言書は、必ずしも全員が書く必要はありません。
ただし、次のような場合は書いておいたほうがいいかもしれません。
- 相続人が複数いて、分け方に自分の希望がある
- 特定の人に財産を渡したい、もしくは渡したくない
- 不動産など分けにくい財産がある
自分の手で書く「自筆証書遺言」であれば、費用をかけずに作れます。
書き方にはルールがあるので、始める前に一度調べておくと失敗がありません。
まずは「自分に遺言書が必要かどうか」を考えるところから始めてみてください。
医療・葬儀・お墓の希望を形にしておく

ここでは、万が一のときの医療方針や葬儀の希望についてまとめておく方法を整理します。
言いづらいことだからこそ、元気なうちに書いておくのが一番です。
延命治療や介護の方針を家族に伝える
自分が重い病気になったとき、延命治療をどこまで望むのか。
在宅で介護を受けたいのか、施設に入りたいのか。
こうした希望は、本人の口から聞いていないと家族が判断に迷ってしまいます。
「あのとき聞いておけばよかった」と後悔する家族は本当に多いです。
口頭で伝えるだけでなく、書き残しておけばさらに安心ですね。
エンディングノートに書いておくのが一番手軽な方法です。
完璧な答えを出す必要はありません。
「今の時点ではこう思っている」という程度で大丈夫です。
もし気持ちや考えが変わったら、また書き直せば問題ありません。
葬儀の規模や形式をざっくり決めておく
葬儀のことを生前に決めておくなんて縁起が悪い、と感じる方もいるかもしれません。
でも実際には、事前に希望を伝えておくことで、家族の負担はぐっと軽くなります。
「家族だけの小さなお葬式がいい」「お花はこういうのが好き」くらいの希望でも十分です。
お墓についても、すでにある場合は場所や管理者の情報を書いておきましょう。
まだ決まっていないなら「こういう形がいい」という希望だけでも残しておくと、家族が迷わなくて済みます。
堅苦しく考えなくて大丈夫なので、自分の気持ちを素直に書いてみてください。
やることを書き出して今日から一歩ずつ進めよう
終活でやることは、身の回りの整理、お金と相続の準備、医療や葬儀の希望をまとめること。
こうして並べてみると、どれも特別なことではなく、自分の暮らしを見直す作業の延長線上にあります。
全部を一度にやろうとする必要はありません。
今日は持ち物をひとつ整理する、明日は銀行口座を書き出してみる。
そんな小さな一歩の積み重ねで、確実に前に進めます。
書き出したことは、ノートやアプリに残しておくと見返しやすくなります。
モシモのエンディングノートなら、ログインも不要で、すべてのデータがお使いのスマホの中だけに保存されます。
ネットに情報が出ることがないので、お金や個人情報のことも安心して書けますよ。
まずは気になった項目からひとつだけ、今日書いてみませんか。
